2026-07-21 HaiPress

「無電柱化を推進する市区町村長の会」であいさつする小池百合子知事=千代田区の衆院第1議員会館で
東京都は防災や安全な歩行空間の確保などのため、長期にわたり進めている「無電柱化」の取り組みを加速している。6月末に重点整備エリアを環状7号線内側から、環状8号線(環8)内側へと広げる新たな計画を公表。10月末には、環8内などの規制区域で宅地開発をする際に電柱の新設を原則禁止とする全国初の条例も施行する。電線を地中に埋設して電柱を「減らす」だけでなく「増やさない」方針も掲げ、防災強化や景観の向上を目指す。(奥野斐)
「知事に就任して10年の間に約5300本の電柱を削減した。環状8号線へと対象を拡大して無電柱化に取り組む」。小池百合子知事は先月、顧問を務める「無電柱化を推進する市区町村長の会」の会合で、実績とさらなる意欲を語った。
都の取り組みの歴史は古く、1986(昭和61)年度に計画を策定。2025年度末時点で歩道の幅2・5メートル以上の対象都道の49%にあたる1146キロメートルを無電柱化した。17年に都道府県初の無電柱化推進条例を制定、都道での新設を禁じるなど、小池都政で推進してきた。
先月末に公表した計画では、無電柱化の重点整備エリアを世田谷区、練馬区などを含む環8内へと拡大。災害時に拠点となる病院などへつながる都道などを含む約3...
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