2026-07-20 HaiPress

「テーマは大人の放課後」。東急田園都市線・池尻大橋駅から徒歩10分。東京都世田谷区の産業活性化拠点施設「ホームワークヴィレッジ」に入ったクラフトビール醸造所「AFTER SCHOOL BREWERY」の代表を務める。店では「校長」と呼ばれている。
産業活性化拠点施設は旧区立池尻中学校の校舎を活用していて、醸造所は昔の職員室を利用。店内の壁には黒板が残り、行事予定などが書き込まれ、どこか郷愁を誘う。「ここでしか飲めないクラフトビールを通じて、人が集まり、共通の趣味や好きなことで人々がつながって、新たな活動が生まれる」。そんな場を目指しているという。
世田谷生まれ世田谷育ち。高校2年の時、興味があった米国に留学し、同国内の大学に進学。その後、日本にあるテンプル大学ジャパンキャンパスに編入して卒業を迎えた。映像製作の会社に就職したが、やがて父が経営していた電力資材の専門商社を継いだ。
ビール醸造に関心を持ったのは商社時代にドイツ出張が多かったから。「どんな小さい街でもローカルビールがあり、パブが街の中心だったりする。ビールを通して知り合いが増え、コミュニティーが広がる。良いなと思った」。2020年に新型コロナ禍が始まり、人との接点が減る中、人が自然につながる場としても強く意識したという。
都内や長野のクラフトビール醸造所で学び22年6月、学生時代のヨット活動の拠点だった神奈川県葉山町に「ブルースターヨットクラブ葉山ブルーイング...
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